手のひらの健康法

手のひら先生が健康は手のひらからをお話します

手のひらのツボは無限大

 元新潟大学教授安保徹さんによってブームになった、「爪もみ療法」がありました。

薬指を除き爪の根元を押すと、副交感神経を刺激し健康になるというものです。

もともとは鍼のツボ、井穴(セイケツ)と呼び、即効的な効果を期待できるものです。

そこでここから血を出す瀉血療法を行うことがあります。

以前は瀉血をすることは医師の独占治療であると、よく訴えられて裁判がありました。

ところが安保先生が爪もみは、鍼灸師が昔から行っていた治療である井穴を刺激するものだと仰ったので、以後裁判の話は聞いたことがありません。

交感神経副交感神経と言いますが、まだ完全に解明されておらず解剖学的にもその境を区別することは難しいようです。

さて私は手のひらに脳神経に対応するツボをプロットしているうちに、この交感神経副交感神経の簡単な調整法を見つけ出しました。

順天堂大学の教授たちがベストセラー図書を連発していますが、その基本となるコンセプトは両神経のバランスをよくすることです。

しかし現実社会では交感神経が優位になりがちな環境にあり、両者のバランスを適度に保つことはとても難しいものです。

それが簡単な方法で可能であればうれしいですよね。

ここに書けばよいのですが、この世界は魑魅魍魎が闊歩する世界です。

もし書いたならば、間もなくその発見者発明者がぼこぼこ出てきます。

コロンブスの卵はコロンブスが偉いので、それをまねた人間が偉いわけではない。

しかし鍼灸の世界はおきて破りの世界で、出典などお構いなしでアイデア取り放題というわけです。

実際これを発見すると、東洋医学の奥深さを実感することができます。

東洋医学の古典「黄帝内経」の中には神経の記載はありません。

そのことを根拠に古代中国人は神経は分からなかったとされてきました。

本当でしょうか?

精密な解剖は行わなかったことは確かでしょうが、一応解剖は行われていました。

その中で神経を見落としたわけではなく、経絡で十分対応ができると理解していたのかとわかりました。

手のひらは天才です。

患者さんには手のひらで両神経のバランスのとり方をお教えしています。

いずれ近いうちにどこかで発表をしようかと考えています。

これら以外にも今まで語られなかった東洋医学の様々な理論、経絡、臓器の意味など、分かってくるとその奥深さとそれを知ることの面白さを実感しています。

う〜ん!古代中国人の奥深さ思慮深さに感心します。

古典のうわべをなぞっても何にも分かりません。

その解明に高麗手指鍼が役立っているのはまた楽しからずやと言っておきましょうか。