手のひらの健康法

手のひら先生が健康は手のひらからをお話します

合谷のツボ その2

 今回はお医者さんが指導している合谷のツボの効用です。

本屋に行ったら目に留まりました。

「ズボラでもみるみる血圧が下がる49の方法」 渡辺尚彦 著 株式会社アスコム

東京女子医大准教授 渡辺尚彦氏は私の記憶にありました。

血圧計を365日携帯し計測し続ける医師がいる、テレビで見たことがあったからです。

題名にも惹かれましたが、このことにも興味が湧いて購入しました。

そこに鍼灸のツボ合谷の効用が書かれていました。

医師がツボ名出すような時代になってきたのですね。

ちょっと前に元新潟大学安保徹教授が、爪もみ法を推進し爪根のツボは、鍼灸の井穴だと仰ってくれました。

今回はそれに次ぐ衝撃ですね。

このツボを押すと血圧の改善が図れるということです。

ネット検索すると圧し方の動画が出てきますので、興味ある方はご覧ください。

もうお亡くなりになったようですが、高麗手指鍼学会に来られていた元日本大学教授谷津三雄さんは、韓日学術大会で血圧の下げ方を発表されました。

それは中指を甲側にそらす、指そらし法と言うものです。

反対の親指と人差し指で中指の先、第一関節辺りをつまんで反対側にそらすと言うものでした。

日本テレビの健康情報番組でも紹介したものでした。

効果はどの程度か私は分かりませんが、いろいろ手のひら指については効果がある場所が多いと感じました。

前回書いたように、合谷は顔面の諸症状に効く程度しか記憶していませんでした。

それが見方視点を変えればまだまだ様々な効果を導き出すツボがあるかもしれません。

それだけ手のひらは可能性を秘めている場所なのでしょう。

手のひらの健康法 手のひらも凝る

 手のひらも凝るって知ってますか?

鍼灸学生の頃治療をしていただいていた先生が、ある日胸も凝るんだよと言って鍼をしてくれました。

外腹斜筋内腹斜筋によって胸が広がり、呼吸ができるというわけです。

筋肉でできているので理屈としては凝ることもあるのかなと思いますが、実際はそれほどの凝り感を感じることはないはずです。

確かに治療後の呼吸は楽になった気がしました。

さて手のひらはどうなのだろうか。

手はいつも使っていてコリなどは感じたことが無いと思います。

でも実は凝っているんですね。

治療していると分かります。

身体の凝りが手のひらに現れます。

指を引っ張ったり押したりするぐらいでは、この凝りをしっかりととらえることはできないかもしれません。

鍼先の感覚でとらえられるものだと思っています。

鍼を刺して感じる微妙な感覚ですが。

ああ手も凝るんだと感じます。

たとえば何らかでお腹の調子が悪い時、最悪の場合は癒着などで長年痛みがあると、腹筋はパンパンに張っていると対応する手のひらの部分は凝っています。

この凝りをほぐすことが病気回復の早道なのですが。

鍼をここに何本も刺しても、癒着は治らないのです。

適正な本数を刺しかつ気のバランスや免疫を高めることをしないと、この凝りを取り去ることは難しいことになります。

そこまでいかなくとも身体の凝りを軽くする方法、これはマッサージとストレッチにつきます。

気の調整をするには、その通り道が皮膚の下で筋肉との間にあると考えてください。

皮膚を軽く押すようにしてマッサージをします。

または軽く押しましょう。

そして優しく指を引っ張りましょう。

左手を手当しようとするなら、右手から気が出ているように思いながら行うと、もうあなたは立派な治療家になっているはずです。

それらがうまく行かなかったら、手のひら全体を3分間熱くなるまでこすりましょう。

手のひらの健康法 合谷と言うツボ

 古いジャイアンツファンならきっとご存知なことでしょう。

ちなみに私は今はサッカーファン、昔は水原監督のファンでジャイアンツを追われてからは、移動した先のチームを応援していました。

サッカーはサッカー文化のちょっとした研究をしたことで、ファンになってしまいました。

その時訪ねたのが静岡県草薙球場でした。

この草薙にはむかし草薙の灸と言って、面疔を治すことで有名でした。

東京からやってきて合谷のツボに灸をすえてもらい、列車に乗り込み発車までしばらく待っていると、面疔の先の皮膚が破れ膿が流れ出した。

そのような治療体験記を読んだことがありました。

合谷と言うのは有名なツボで、鍼灸学生最初のころ覚えたツボです。

親指と人差し指のあいだ、人差し指側の甲側で、中手骨のへこんだところと言えばわかるでしょうか。

3年生になり母校でも鍼で有名な先生が「君たちはツボの押さえ方を習ったか?」と言われて、一人ひとり合谷を圧してくれました。

飛び上るほど痛かった。

これが昔の鍼灸師のツボの押さえ方なのかと、その時初めて知りました。

「君たちはツボの押さえ方も教えてもらってなかったのか?」

先生は呆れたようでした。

その頃からもう鍼灸学校は昔の鍼灸学校ではなくなったしまっていたのですね。

さてなんで合谷を思い出したかと言うと、先日参加したYNSAと言う日本のお医者さんが独自に発明された、頭皮に刺す鍼のセミナーに参加したからです。

もう6年ほど前からこの技術も取り入れようとしていたのですが、なかなかテキストやビデオを見ても理解できませんでした。

それが新版になって先生の診断方法なども進化して、より分かりやすくなりました。

取り入れやすくなったのです。

そこで披露されたのが、合谷のツボで体の左右どちらに治療点があるか、診断方法でした。

「ふ〜ん」そうかこのような痛みやコリを目安に、手のひらの中に診断点を見つければ良いのかと、いいアイデアを頂いたという次第なのです。

痛みこりもまた人間の身体から発せられる信号です。

手のひらのツボは無限大

 元新潟大学教授安保徹さんによってブームになった、「爪もみ療法」がありました。

薬指を除き爪の根元を押すと、副交感神経を刺激し健康になるというものです。

もともとは鍼のツボ、井穴(セイケツ)と呼び、即効的な効果を期待できるものです。

そこでここから血を出す瀉血療法を行うことがあります。

以前は瀉血をすることは医師の独占治療であると、よく訴えられて裁判がありました。

ところが安保先生が爪もみは、鍼灸師が昔から行っていた治療である井穴を刺激するものだと仰ったので、以後裁判の話は聞いたことがありません。

交感神経副交感神経と言いますが、まだ完全に解明されておらず解剖学的にもその境を区別することは難しいようです。

さて私は手のひらに脳神経に対応するツボをプロットしているうちに、この交感神経副交感神経の簡単な調整法を見つけ出しました。

順天堂大学の教授たちがベストセラー図書を連発していますが、その基本となるコンセプトは両神経のバランスをよくすることです。

しかし現実社会では交感神経が優位になりがちな環境にあり、両者のバランスを適度に保つことはとても難しいものです。

それが簡単な方法で可能であればうれしいですよね。

ここに書けばよいのですが、この世界は魑魅魍魎が闊歩する世界です。

もし書いたならば、間もなくその発見者発明者がぼこぼこ出てきます。

コロンブスの卵はコロンブスが偉いので、それをまねた人間が偉いわけではない。

しかし鍼灸の世界はおきて破りの世界で、出典などお構いなしでアイデア取り放題というわけです。

実際これを発見すると、東洋医学の奥深さを実感することができます。

東洋医学の古典「黄帝内経」の中には神経の記載はありません。

そのことを根拠に古代中国人は神経は分からなかったとされてきました。

本当でしょうか?

精密な解剖は行わなかったことは確かでしょうが、一応解剖は行われていました。

その中で神経を見落としたわけではなく、経絡で十分対応ができると理解していたのかとわかりました。

手のひらは天才です。

患者さんには手のひらで両神経のバランスのとり方をお教えしています。

いずれ近いうちにどこかで発表をしようかと考えています。

これら以外にも今まで語られなかった東洋医学の様々な理論、経絡、臓器の意味など、分かってくるとその奥深さとそれを知ることの面白さを実感しています。

う〜ん!古代中国人の奥深さ思慮深さに感心します。

古典のうわべをなぞっても何にも分かりません。

その解明に高麗手指鍼が役立っているのはまた楽しからずやと言っておきましょうか。

手のひらのつぼは身体のツボと違う?

 人間の体には一説には500以上のツボがあるとされています。

そんなにあっても実際治療に使うツボは、それほど多くはなく40から50ぐらいでしょうか。

一日1つのツボと言うことで、365に決められたと習いました。

体に刺す鍼で治せるまたは過去に治したとされる、病気の多くは神経痛や腰痛の類です。

リウマチが保険適用になっていますが、これもリウマチを治すということで認められているわけではなく、リウマチの痛みを緩和できればという意味なのです。

がん、糖尿病、そのほかの神経難病などにも、ほとんど無力と言っていいでしょう。

一部治したという症例もありますが、その多くは鍼そのものの効果というより、治療家の気のレベルの問題で治療しているのです。

これは何が原因なのか?

治療家の技術?腕の問題でしょうか?

そうではありません。

むしろからだという治療の場は、運動器疾患と言われる神経痛や腰痛などに適しているのです。

西洋医学や生理学の進歩とともに、脳の重要性免疫システムの重要性が認識されると、体に刺す鍼はこれに対応できなくなったのです。

フランスのノジェ博士が発明した、耳鍼は脳に対応するツボを発見されています。

中国の頭皮鍼、有名なところでは朱氏頭皮鍼がありますが、これもピンポイントのツボではなく、ある面積をもったゾーン療法になっています。

そして治療のメインは気功です。

また日本の医師、山元敏勝先生が発明した、山元式新頭針療法も画期的な方法ですが、これもゾーン療法と言えるでしょう。

手のひらがこれらに比べ優位なのは、ピンポイントで脳神経のツボをプロットできたということです。

と言っても今は「手のひら先生」の私だけがしっているツボなのですが、手のひらの半分程度に分布していることを発見しました。

手のひらは体に比べてもはるかに小さい治療場所で、ここに体と脳と同時に刺激ができる便利さがあります。

手のひらをこすったり、叩いたり、揉んだり、圧したりすることで、確かな知識はなくとも確実に体や脳を刺激し、健康法として手軽で確実なのはこのような意味があるからです。


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手を使った儀式作法には意味がある。

 前回述べたように神社仏閣でおこなれている儀式には、気功を学んだ私から見ると(もっとレベルの高い方なら自明のことでしょうが)意味があるのです。

単なる形、形式ではありません。ただそれが語られてこなかったので、知らないで行っていることになっています。

あえて言えば語らなかったのです。

ドラゴンボール孫悟空が使う「かめはめ波」は、手から出る気のボールをデフォルメしたものです。

つまり誰でも手からは気が出ています。

この気を高めるのが気功の修練です。

ところで神社で柏手を打って神様をお呼びするとき、手のひらは重ねるでしょうか。

作法では左手を少し上にだし、右手のひらは少しずらして叩くのだそうです。

叩いたあとにずれた右手を少し上にずらし、そこで初めて両手が合掌になります。

今はまだわかりませんが手のひらと脳神経のツボを研究し、いまディメンションⅠからⅡに来て考えるには、それなりの意味がそのうち見つかるのではないかと考えています。

お茶の作法 茶道(チャドウ さどうではありません。お茶を極める道なのでこう呼びます)では、茶碗を右に回しながらいただきます。

回し飲みをするので、他人がつけた口のところを避けるためではありません。

でもこの作法を語る方にはいまだお目にかかっていません。

右に回すとお茶が濃くなり、左に回すと味が薄くなるのです。

気功の先生は、これは水のクラスターの密度が高まったり低くなったりする効果と説明していましたが、私にはわかりません。

手を広げ手のひらのあいだにある気を、押しつぶすようにしながら、あたかも雪だるまを作るようにします。

かめはめ波を手の中に作るのです。

手のひらが一方の気、温かさとかざわざわする感じなどを感じたら、あなたはもう気功師に一歩近づけました。

このようなことをして、手のひらを鍛えていけば必ずあなたの健康に役立つはずです。

手のひらの重要性を昔の人は知っていた・・・そして

 そしてそれをひっそり儀式の中に組み込んでいた。

驚きましたか?そうなんです。

気功を学んだ結果、その視点で見ると様々なことが見えてきます。

説明のつかない作法や所作、儀式が実はとても意味あること出会った。

その昔読んだ古今集新古今集に出てくる枕詞、単に一定の言葉を修飾する意味のない言葉である。

学校ではこう習ったのではありませんか?

ところが藤村由加(ヒッポファミリークラブの何人かの合同名)が、枕詞の秘密を読み解いたのです。

つまり意味のないようなことは、日本人は行ってきていないのです。

違和感ありますか?

では手のひらについてお教えしましょう。

あなたは信心深いですか?

それほどでない方も神社に行くことはあるでしょう。

あと3ヶ月足らずで初詣をすれば、神社に行って柏手をうち願い事をするはずです。

お寺に行ったら手を合わせたり、数珠を持ってお経を上げる方もいらっしゃるでしょう。

手を摺り合わせたり、両手を合わせると気が高まるのです。

昔はお寺で講話などが行われたでしょうから、その前に大勢の方が読経をしながら手をこすることで、大きな気のボールが出来上がったでしょう。

手をこすると気が高まり邪気を治すと言われたのは、実はオーリングテストを発明された大村博士でした。

手のひらを3分間熱くなるまでさすると、脳の血流が良くなり気も高まるということです。

宗教儀式にはこのような意味が隠されているのです。

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